陥落寸前!?俺様部長に愛されすぎています。



そして今日は忘年会。


私は朝から自分の家の大掃除。
寒いけど窓を開けて掃除を頑張った。
掃除が終わったのはお昼すぎで、シャワーを浴びてコタツに入りながらカップラーメンを食べた。


カップラーメンを食べ終わるとゴロゴロしていて、気がつけば早起きして掃除をしたせいか眠りに就いていた。


目が覚めた時は17時で、忘年会開始まであと1時間。


私は急いで支度をして家を出てギリギリ忘年会が行われる居酒屋に着いた。


亜沙美からも電話が掛かってたけど出る余裕がなかったから、ギリギリで着いた時に亜沙美は心配したんだからって怒ってた。


そんな中、皆の手元にはお酒が次々に運ばれて、部長の乾杯と言う声と共に忘年会がスタートした。


「翼は電話に出ないし、ギリギリで遅れて来るし何してたの?」


「あははは…寝てました。
爆睡でした…起きたの一時間前で焦った。」


するとさっきまで怒ってた亜沙美はゲラゲラと笑い出した。


「何か翼らしいね!」


「たまたまだから!早起きして掃除をしたから疲れてただけだから。」


「確かに早起きして掃除したら疲れるよね。
確か翼は実家に買えるんでしょ?」


「うん、そうだけど。」


「確か元カレの実家も翼の実家から近いんだよね?
だとしたら性格の悪い友達だった子と元カレに会う可能性もあるんじゃないの?
結婚して初めての正月でお互いの実家には挨拶に行くだろうから。」


二人の事なんて忘れてた…。
会うとは限らないし、会わないとも限らない。




< 53 / 142 >

この作品をシェア

pagetop