陥落寸前!?俺様部長に愛されすぎています。
「翼!こっち!」
「あっ、幸太!早かったんだね?」
「さっき着いたからそんな待ってもねぇよ!
じゃあ車に乗れよ」
「うん」
そう言って車に乗った。
「何処で買ったらいい?俺、よくわかんねぇからさ!」
「じゃあ最近できたショッピングモールとかどうかな?
店舗もかなり入ってるみたいだし!」
「じゃあそこに行きますか!」
そう言って車を走らせた。
暫く車を走らせるとショッピングモールに着いて、車を駐車場に停めて中へと入って行った。
子供服売り場を探して中に入ると可愛い服が沢山あった。
幸太のお姉ちゃんの赤ちゃんにあげる出産祝いを買うために来たのに、隼人にこれを着せたいとか、双子ちゃんにはこれを着せたいとか思ってしまった。
幸太のお姉ちゃんの子供は女の子みたいで、ピンクの服に肌着に帽子に靴下を選んであげた。
後は先々で使えるから離乳食の食器のセットも一緒にあげると助かるよと言ったらそれも一緒に買っていた。
やっぱり赤ちゃんの服を見てると小さくて可愛い。
見てるだけで癒やされてしまう。
そして私も隼人と双子ちゃんに服を買った。
2月には隼人を週末には預かるから急遽、朱里さんに電話してサイズを聞いて隼人の服に下着に靴下を買って、幸太に付いてきてもらい靴屋さんで隼人の靴も買った。
そんな私の買い物を見て、幸太は「どれだけ甥っ子が好きなんだよ」と言って笑っていた。
幸太の買い物に来たのに自分の買い物に付いてきてもらったみたいになってしまった。
気づけばお昼になっていて、二人でご飯を食べることにした。