私の幸せ

脩馬side

今日も真生に話しかけられなかった。

こんなんじゃダメだ。

幼なじみだし失格だ。


でも…
これでいいんだ。


多分真生がイジメにあってるのは俺のせいだから…

距離をとっていればいつか、きっといつか
このイジメは終わるはず。


真生…
真生……

好きだ。


ピンポーン


誰だ？

｢はーーい。｣


ガチャ

｢どちら様ですか……………真生？｣

なんで…

なんで真生が…


｢こんな時間にごめん。今いい？｣

｢チッ。早くしろよ｣


真生ごめん。

こんな態度しか取れなくて…

でもお前の為なんだよ。

つーか真生オシャレだな。
可愛い…
どうしたんだ？


｢あのね、ずっと好きでした。｣

｢は？｣

真生が…

俺を好き？