私の幸せ
「ある日を堺に弟が私に暴力を振るうようになりました。
今まで親の前では静かにだまっていて、親がいなくなるとゴメンって泣きながら謝ってくれたのに、私はその現実を、飲み込めませんでした。
兄はその日くらいから親に反発してました。私を、守ってくれました。
他にも親友や、話には出してませんでしたが幼なじみもいました。私はその人が好きでした。
それで、ある日家に帰ると親がいて…それで…」

「どうしたの?気分悪いかしら?」

「いえ…大丈夫です。
それで…親に刺されました…」

「え?」

「は?まて。刺された?」

「ど、どういうこと?」

だよね。
そうなるよね…

見せた方が早いかな…

私は服の裾をまくった。

「ちょ!…それ…!」

「お前何してんだよ///…っ!」

「…それは…」

私のお腹には刺された痕がある。
1つじゃない。
3つある。

「これは…刺された痕です。
何回も刺されました。
私は逃げ出し、奇跡的に一命を取り留めました。
しかし、それは通り魔の仕業となりました。」

「それおかしいじゃない!!」

そう思うよね…
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