私の幸せ
大丈夫。
それまで、この人たちと頑張って生きてみよう。

闇の中にいた私に小さな光をくれた、この人たちと。



「あ…」

「ん?どうしたの?」

「…学校…行かなきゃ…」

そうだ。
学校…

「どこなの?」

「…市立の羽泉高校…2-3…」

「あら?
私達と同じね!
ね!亮?」

「あぁ。だな。
久しぶりに行くか。」

え?
うそ。

「ほんとに?」

「えぇ。
久しぶりに行きましょう!
一緒に行きましょ!」

でも…
もし、あの人達に見つかって、玲奈や亮までイジメられたら…

「大丈夫だ。
俺らは元々浮いてるし。」

「そうよ。変な心配しないでいいのよ。」
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