私の幸せ
「まず、そこのブス。」

玲。

「は!?
うちがブス!?」

「そうよ。私間違ってないわよ?
顔なんて死にかけのゾンビじゃない。
あ、ゾンビはもう死んでるのか。
まぁ、ひっっどい顔ね。
メイクしてそれならメイクとったら目が腐るわね。
それでもってその話し方。
時代遅れなのよ。
いつの頃よ。
それにふっっとい足!
しかも、黒いし。
電柱の色間違えてるわよ?」

「っ!!」

うわぁ…
酷い。
でも玲奈が美人すぎて何も言えない…

「そしてそっちのドブス。」

羽奈。

「私ぃ?」

「あんたはさっきのブスより酷い。
可愛くもないのに、くねくねして。
ブリっ子して。
吐き気がするわ。
公衆トイレより臭い匂いもするし。
鼻がもげちゃいそう。
馬子にも衣装とかそんな言葉あるけど、あんなはどうやったって、どんなに着飾っても可愛くはなれないわよ?
まず、そのちっさい目をどうしにかしたら?」

「っ!
だまれ!!!!」

「あら?本性だしたの?
ブスが増してるわよ?」
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