殺人と笑顔と温もりと







「……僕に何か、ご用ですか」




正直僕は

人と関わりたくない

コミュニケーションを取るのは苦手だし

その上僕はここら辺で噂の殺人鬼だから

…いつ治まっている殺人衝動が暴走するかもわからない



早くこの場を

立ち去ってしまいたかった







「行く所がなかったら
あたしの家に来ませんか」




何を言い出すのかと思ったら

信じられないことを言いだした

僕は首を振った





「お断りします
行く所ありますので」





早く立ち去りたくて

僕は嘘をついた




「わかりました」

と彼女は言うものだと思ったから









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