殺人と笑顔と温もりと
僕は彼女が憎いと言った
隣人を殺すことに決めた
凶器はいつでも殺せるよう
常備している
僕はいつも通り
呼吸でもするかのように
人を殺した
生暖かい
彼女の体の温もりとは違う血が
僕の顔や体に当たって
キモチイイ
我に返った時
目の前は真っ赤に染まっていた
いつもの
慣れている
僕の世界だった
この死体どうしようか
ナイフを弄びながら考えていると
隣にいて
事を見ていた彼女が
死体を部屋の中にいれて
外廊下を綺麗に拭いていた