殺人と笑顔と温もりと






「どうしたの?
何で突然逃げようなんて」


「アイツら
警察だ

警察手帳を
あのオバサンに見せていた」


「本当?
でもすぐに逃げちゃ駄目だわ

あたしたちに後ろめたいことがあるって
バレてしまうもの」


「大丈夫
もしその時には

アイツらを
殺せば良いんダヨ……?」


「フフッそうね」




俺らは手を繋いで

警察2人組とは正反対の方向へと

歩き出す









「さァ…
夜になったら

楽しいゲームを始めようカ……」


「ソウネ」







俺たちの

あたしたちの





夜ハ

終ワラナイ……








【END】









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