美しく咲き誇り





舞side




今日も何も変わらない毎日を送る筈だった、のに…



何故かモヤモヤはスッキリし、気分がいい。


モノクロに近かった世界は少し色づいて見える。


何でなんだろう…?



「舞、今日はご機嫌だね?」


珍しいーなんて私を茶化す百合香はそれでもその方が良いよと言ってくれた。



素直に嬉しかった。



今まで、というよりもあの時から素直に何かを受けいれることを辞めた…というよりかは避けた私にしては確かに珍しい。


昨日の変な夢の所為…?


考えても結局わかるわけもなく、修学旅行二日目が始まった。








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