美しく咲き誇り






今日も百合香の付き添いで名物&スイーツ巡り。



甘い甘いお菓子を頬張る百合香の隣で私はのんびりお茶をすすった。



「〜!」「おいっ、ソウジ!」



少し騒がしい。


何があったのか、

百合香も気になったようで残りのお菓子を全て口にほり込んで店を出た。


その後に私もついて行くと、たくさんって程でもないけど、それなりの人が騒がしい所を見ていた。



そこに居たのは6人の制服を着た男の子

皆かっこ良くて、モデルですか?なんて聞きたいくらい。


でも、そんな6人は少し揉めているよう。


「そんな夢信じてまでサボるとかアホだろっ!!」

「アホだって思うくらいなら何で歳幸まで来たのさ!

僕にとってはこれはチャンスなんだ!

邪魔する事は許さない!!」


ぎゃあぎゃぁ、と言い合う二人を残りの四人がおさえる。


と言っても、少しアホっぽい人は歳幸と呼ばれた人側ではなく、ようはサボる組についていた。


他意を感じる…てか、ただサボりたいだけだな、アホっぽい人は。




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