ファントム・パーティー~魔界の狼王子と愉快な恋~
03 猟奇的なメインディッシュ
そしてそんな話を続けているうちに、
夕食は終わりに近付いた。
「美味しかったです。
お話にも付き合ってくださってありがとうございました。
執事さん。」
「…いえ。恐縮でございます。」
私はお礼をいう為に男の人の方も向いた。
「あの、あなたも……………」
すると、嘉山さんが男の人の膝に乗って
いた。
「ね~今夜、アタシと、
イイコト……しない…?」