まだ本当の恋を知らない
そんな私を黙って見つめ

「ま、これからか…」

と、ふふっと笑う部長。

どういう意味だろうかと考えながら別れを告げオフィスを後にした。

海斗との待ち合わせ場所へ行くまで

「恋愛なれしてない私は、恋に恋しようとしてるだけなんだ」

そう言い聞かせながらただただあるいた。

「恋ってなんなんだー」

そう叫びたいぐらい戸惑いを隠せなかった。
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