ノンストップ
早川武 [AM10:10]
早川は警視庁長官室の前に立っている。
緊張で身体が震えている。
ドアノブに手をかけるが、思うように力が入らない。
入室に躊躇っていると、
「私に何か用かね?」
急に後ろから声をかけられ、思わず飛び跳ねた。
この声は・・・・
「おっ、おはようございます!!」
即座に振り向き、深々と頭を下げる。
「ああ、おはよう。さあ、入りなさい。」
「はいっ!!」
その声で顔を上げた。
そこには警視庁長官の永岡の姿があった。
口髭を少々たくわえた、優しそうな顔立ちをしている。
永岡の後に続き、早川も長官室へと入っていく。
部屋の中央にはガラスの角テーブルを挟んでいかにも高級そうな黒のソファが置かれている。
壁際にはショーケースに入ったいくつものトロフィーやメダルの数々。
そして奥には長官永岡のための大きな机と椅子が一つずつ。
永岡はその椅子に深々と腰掛ける。
「それで、何の用かな?」
永岡が早川の方を向く。
緊張で身体が震えている。
ドアノブに手をかけるが、思うように力が入らない。
入室に躊躇っていると、
「私に何か用かね?」
急に後ろから声をかけられ、思わず飛び跳ねた。
この声は・・・・
「おっ、おはようございます!!」
即座に振り向き、深々と頭を下げる。
「ああ、おはよう。さあ、入りなさい。」
「はいっ!!」
その声で顔を上げた。
そこには警視庁長官の永岡の姿があった。
口髭を少々たくわえた、優しそうな顔立ちをしている。
永岡の後に続き、早川も長官室へと入っていく。
部屋の中央にはガラスの角テーブルを挟んでいかにも高級そうな黒のソファが置かれている。
壁際にはショーケースに入ったいくつものトロフィーやメダルの数々。
そして奥には長官永岡のための大きな机と椅子が一つずつ。
永岡はその椅子に深々と腰掛ける。
「それで、何の用かな?」
永岡が早川の方を向く。