Magic of Chocolate
 冷房をガンガンかけて、扇風機も回して、氷たっぷりのお茶を出す。




 「めっちゃ涼しい・・・」




 
 ふぃ~・・・と羽を伸ばしたくなるくらい。




 伸びをしたらキモチ良さそう・・・。





 「それで、相談って?」




 「好きな子のことなんだけど」




 「やっぱり」



 
 分かってることだよ。




 分かりきってることだよ。




 でも、




 「・・・っ」



 
 笑ってるのが、辛くて。





 「空、」




 「・・・ごめんっ・・・」




 結局大輝に迷惑かけて、バレちゃう。




 バレちゃう運命なんだ。


































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