Magic of Chocolate
 「ずっと、好きだったんだもん」




 そう、言った瞬間




 「お前のことだよ」




 優しい声が聞こえて、フワリと大輝の香りに包まれた。




 「俺の好きな子はお前だよ」



 
 「・・・え・・・???」



 
 「やっと告えた・・・」



 
 耳まで赤くなっている大輝を見ても、実感が全然沸かなくて。





 「嘘でしょ?」



 
 信じられない。



 でも、



 「嘘じゃないって」




 やっぱりあたしに向けられるのはあの爽やかな笑顔。






 ・・・・・・・・・the End.

























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