幼なじみが私の彼氏になりました



家に着く。





「じゃあまたね!」





私は空にそう言い玄関前の数段の階段を走って上った。






「ああ」





空は素っ気ない返事をする。






「空?もしかして…?」






私はニヤッとし言った。






「は?」






「寂しいとか」






「あ?ふざけんな」





そう言って空は帰ってしまわれた。






なんて口調の悪い奴なんだ。


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