幼なじみが私の彼氏になりました



「…い!天宮!」






「…ん…?」






あれ…え?







「堂々と寝るな、堂々と」






先生?






「…は、い?」






私の頭の中はぐるぐる回る。






もしかして私…






「寝てましたけど?」






と、後ろから言われ、頭を叩かれた私。






「いで!」






叩いてきたのは後ろの席の空だった。






斜め後ろの、つまり空の隣の緑は私を見てクスクス笑う。






「ちょっと痛いな!」






そんな人をバシバシと!

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