幼なじみが私の彼氏になりました
「そうだったんだ…辛かったね…」
緑…。
「帰ろっか」
緑は私の手を取って歩いた。
「緑は先輩とどうだったの?」
「うん!楽しかったよ!」
「そっかそっか」
「私と果歩がよく行くカフェに行ってね。そこでお話してね、果歩の事も話したんたよ?」
「私のこと?」
「そう!私の親友だって。それで…」
「え?」
「果歩の好きな人…言っちゃった」
「ええ!」
「ごめんね!でも先輩に口止めしたし先輩原田君の事よく知ってるしさ、原田君の事すぐ聞けるし!」
「そ、そうだけどさ…」
「大丈夫!先輩口硬いから!」
「ならいいんだけどね」
まあいっか。
その先輩を信じよう。