幼なじみが私の彼氏になりました



「そらー!」






あれ…今空の名前が聞こえた…。






空が先輩らしき人からパスを出された。






空は余裕のようにボールを受け取りドリブルで軽く2、3人抜かしていく。






2、3人抜かすのは空の毎回の当たり前で、






また、一試合必ずシュートを決めるのも空の当たり前だった。





「空…」







無意識に私の声が出る。






そんな小さな声はあっという間にサッカー部と野球部の声にかき消され…。


< 4 / 183 >

この作品をシェア

pagetop