幼なじみが私の彼氏になりました
「仲いいんだろ、確かめれば?」
「後で聞くし」
すると空はサッカーのバックをからって
「よし、なら俺行くわ。また明日」
そう言って手をあげた。
「うん!頑張ってね!!」
「あぁ」
空は教室を出て行った。
先輩は空に合わせて教室を出て行った。
「ねー果歩」
「緑?」
緑は嬉しそうな顔でこう言った。
「あのね!私先輩から花火大会に誘われたの!」
「そっか!!絶対行かなきゃ!」
「うーん、でも果歩は?」
「私の事は気にしないで!」
せっかく先輩と行けるんだもんね!
「でも…」
「楽しんできてよ?私の分もさ!」
「果歩…」
「へへっ」
「ありがとね!」
そう言って緑は微笑んだ。