幼なじみが私の彼氏になりました
花火大会


空からLINEが来ていた。






今日は花火大会。






浴衣の準備をする。






「んー、このくらいかな」






「うんっ、ちょうどいいよ!」






「果歩、髪もちゃんとしていきなさいよ?」






お母さんは私の着付けをしながらそういう。






「うーん、でも私髪の毛短いし」






「飾りをつければいいじゃない!」






とお母さんは閃く。






「いいねー!」






私は全身鏡を見ながらこんな事を考えていた。






空、花火大会は俺と行こうってどういうドッキリなのかな。






なんか逆に怖いよ。






「今日は空君と?」






と、お母さんはニヤニヤしながら言ってきた。






「…」






「なによー」






「ううん!あ、次髪の毛してね!」






「はいはい」






空は…






どうなんだろうな…。

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