サヨナラの向こう側
夏休み明け
夏休みが終わり、いつもの日常に戻ってゆく。
最初は違和感があった通学や高校も、すぐに慣れた。
新学期から、千広と恵未は距離をおくようになった。
一緒に帰らなくなったり、教室でもあまり話していなかった。
恵未の相談にのってあげようと思って、それとなく話しかけてみても、
「また今度、ゆっくり」
って、はぐらかされた。
千広はというと、サッカーの大会が近いから、朝も早くて帰りも遅かった。
一度LINEで『最近疲れてるみたいだけど、大丈夫?』って連絡してみたけれど、返事はなかった。
こんな時はやっぱり、そっとしておくしかないのかな。
相談にものってあげられない友達で、自分が情けなかった。
そんなモヤモヤをかき消すように、英語劇の準備にうちこんだ。
先生と一緒にいることが増えて、嬉しかった。
私は裏方として出演者のサポートをしていたけれど、先生の指導を間近で感じて、その姿を目に焼きつけた。
先生、ほんとうにかっこいいよ。
見た目だけじゃなくて、その真剣な姿が大好き。
先生に褒められたくて、どこまでも頑張れるよ。
先生に出会えて、よかった。
最初は違和感があった通学や高校も、すぐに慣れた。
新学期から、千広と恵未は距離をおくようになった。
一緒に帰らなくなったり、教室でもあまり話していなかった。
恵未の相談にのってあげようと思って、それとなく話しかけてみても、
「また今度、ゆっくり」
って、はぐらかされた。
千広はというと、サッカーの大会が近いから、朝も早くて帰りも遅かった。
一度LINEで『最近疲れてるみたいだけど、大丈夫?』って連絡してみたけれど、返事はなかった。
こんな時はやっぱり、そっとしておくしかないのかな。
相談にものってあげられない友達で、自分が情けなかった。
そんなモヤモヤをかき消すように、英語劇の準備にうちこんだ。
先生と一緒にいることが増えて、嬉しかった。
私は裏方として出演者のサポートをしていたけれど、先生の指導を間近で感じて、その姿を目に焼きつけた。
先生、ほんとうにかっこいいよ。
見た目だけじゃなくて、その真剣な姿が大好き。
先生に褒められたくて、どこまでも頑張れるよ。
先生に出会えて、よかった。