サヨナラの向こう側
私は、恵未以外の誰にも話していないから、すっきりしない毎日なのかな。
先生と直接つながりのない慶になら、先生を好きな気持ちを話してもいいのかもしれない。
あったかいコーヒーを一口飲んで、私は話すことにした。
「私が好きなのは、高校の先生なんだ。
独身だけど、彼女はいるみたい。
出会ったのは、今年の始業式で、痴漢にあった私を助けてくれたのが、先生だったの。
今まで、特に好きな人はいなかったけど、先生は初めて本気で好きになった人で、先生以外は目に入らなくなっちゃった。
先生に名前を呼んでもらったり、褒めてもらったり、先生のかっこいいところを発見するだけで、嬉しかった。
部活の顧問でもあって、英語の発音もすごくキレイでね、きちんと指導もしてくれて。
授業もわかりやすくて、生徒からも人気があって・・・
とにかく、大好きなんだ」
先生と直接つながりのない慶になら、先生を好きな気持ちを話してもいいのかもしれない。
あったかいコーヒーを一口飲んで、私は話すことにした。
「私が好きなのは、高校の先生なんだ。
独身だけど、彼女はいるみたい。
出会ったのは、今年の始業式で、痴漢にあった私を助けてくれたのが、先生だったの。
今まで、特に好きな人はいなかったけど、先生は初めて本気で好きになった人で、先生以外は目に入らなくなっちゃった。
先生に名前を呼んでもらったり、褒めてもらったり、先生のかっこいいところを発見するだけで、嬉しかった。
部活の顧問でもあって、英語の発音もすごくキレイでね、きちんと指導もしてくれて。
授業もわかりやすくて、生徒からも人気があって・・・
とにかく、大好きなんだ」