サヨナラの向こう側
恵未の告白
文化祭が終わると、3年生は統一テスト一色になる。
私は、英語部の部長を引き継いだ。
皆川先生は、私が告白したことなんか忘れたみたいに、今までと何も変わらなかった。
私は、やっぱり傷をひきずっていて、開いたその傷口はふさがることがなく、毎日なにも考えずに過ごしていた。
そんなある日。
恵未が、私を呼びとめた。
最近は、深い話をしていなかった私たち。
「今日、放課後あいてる?」
「うん」
「ちょっと話があるんだ」
なんだろう。
私も、先生のことを恵未に話そう。
私は、英語部の部長を引き継いだ。
皆川先生は、私が告白したことなんか忘れたみたいに、今までと何も変わらなかった。
私は、やっぱり傷をひきずっていて、開いたその傷口はふさがることがなく、毎日なにも考えずに過ごしていた。
そんなある日。
恵未が、私を呼びとめた。
最近は、深い話をしていなかった私たち。
「今日、放課後あいてる?」
「うん」
「ちょっと話があるんだ」
なんだろう。
私も、先生のことを恵未に話そう。