サヨナラの向こう側
「お互い、がんばろうな」


「はい」


慶先輩と、握手して別れた。




今までと同じように、美久と接しようと思った。


ただ、素直に、好きな気持ちをもっていよう。


明日も、約束していなくても、ずっと一緒にいられるように。

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