サヨナラの向こう側
俺の予感は当たってた。


美久は皆川が好きなんだ。


しかも、その告白を聞いちゃうし。



俺、何してんだろ。



でも、皆川は、


「ありがとう。


でも、俺は佐藤のことを彼女にはできない。


生徒以上には思えない。


それでも、教師として尊敬してる、っていう好きなら大歓迎だ」


って、教科書通りの答えを返した。



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