私って悪女…
10月16日
ドラマのロケが始まり、2週間が過ぎる。
信司には、仮眠を多くとらせ、体調を整わす。
今日はドラマではなく、アルバム作成をしに、スタジオに入る。
「信司!ドラマの調子はどうた?」
タケが聞く。
「まあまあだね、円が色々気を使ってくれてるから」
「マネージャーとして当たり前よ」
「円!」
順が抱きつく。
「会いたかった…」
「順!スタッフの前」
パッと離れ、私は順の背中を押す。
「ほら、レコーディングしましょ」
「あぁ…」
皆、真剣だ。
「橋爪さん」
「はい」
プロデューサーから声がかかる。
「津田くんと付き合ってるの?」
ギクッとした。
「いえ、付き合ってませんよ」
「じゃあ、さっきのは…」
「甘えたいんじゃないんですかね?仕事忙しくて、疲れてるみたいですし」
「そうなのか、変なこと聞いてごめんね」
プロデューサーは納得したようだ。
「いえいえ、今後気を付けます」
順のおかげでひやひやものだ…
一区切りつき、休憩に入る。
私は、三井さんに呼ばれ別室に。
「橋爪さん、さっきは危なかったね」
「はい、順には困ったものです」
「俺から強く…」
「私から言います。その方が効果的かと」
三井さんはフゥーと息を吐く。
「橋爪さんにはかなわないな〜」
「えっ?」
「どんどんマネージャーとして成長し、信司だけじゃなく、順や健、司まで気遣って、頭が上がらないよ」
「そんな事ないですよ。みんなが私を支えてくれてるんです」
かぶりを降る。
「そうか、それはよかった」
部屋から出て、スタジオの前で待つ。
…二時間後
スタジオの扉が開く。みんが出てきた。
「この後、仕事ある人!」
「「「「ないで〜す」」」」
「じゃあ帰ろ」
車に乗り込み、マンションへ
「あ〜あ、疲れた」
久しぶりに帰ってきた。
朝までロケがあり、帰る暇がなかった。
今日はゆっくり眠れ…
ピンポン
誰か来た。
「はい」
「円?」
ドアを開けると同時に順が雪崩れ込んできた。
「わっ!」
「円…」
ギューと抱き締められ、倒れる事はなかった。
「あぁ…円、好きだ」
「順、私、言わなくっちゃいけない事があるんだけど」
「何?」
ソファーに座り、正面を見る。
「他のスタッフのいる所で抱きついたり好きだとかいうのはダメ!!」
「やっぱり…」
「そうよ、スキャンダルはないにこしたことないんだから」
「うん、気をつける」
「よし、コーヒー入れるね」
キッチンに立つのも久しぶり。
コーヒーメーカーにスイッチを入れる。
「順、お腹すいてない?」
「すいてる」
「じゃあ、何か作るか…」
「俺がやるよ」
順は冷蔵庫を開け、卵とベーコンを取り出す。
冷凍のごはん、何を作るかピンときた。
「炒飯でしょ?」
「ビンゴ!」
コーヒーを飲みながら待っていると、いい香りがしてきた。
「はい、どうぞ」
「ありがとう」
一口パクリ。
「ん〜おいしい」
「うん、うまい」
夢中で食べた。
「あ〜ぁ、ごちそうさまでした」
「ごちそうさま」
フッと笑みがこぼれる。
信司には悪いけど、こう言うのも悪くない。
「毎日、こう言う日がくればいいのに」
「…そうね」
「本当?」
「うん、悪くないわ」
食器を片付け、部屋着に着替える。
「円…」
「順?」
チュッ
「ん!…フゥ、んっ」
「抱きたい…」
「うん」
ベットに移り抱き合う。
「今度は覚えていてね」
信司には、仮眠を多くとらせ、体調を整わす。
今日はドラマではなく、アルバム作成をしに、スタジオに入る。
「信司!ドラマの調子はどうた?」
タケが聞く。
「まあまあだね、円が色々気を使ってくれてるから」
「マネージャーとして当たり前よ」
「円!」
順が抱きつく。
「会いたかった…」
「順!スタッフの前」
パッと離れ、私は順の背中を押す。
「ほら、レコーディングしましょ」
「あぁ…」
皆、真剣だ。
「橋爪さん」
「はい」
プロデューサーから声がかかる。
「津田くんと付き合ってるの?」
ギクッとした。
「いえ、付き合ってませんよ」
「じゃあ、さっきのは…」
「甘えたいんじゃないんですかね?仕事忙しくて、疲れてるみたいですし」
「そうなのか、変なこと聞いてごめんね」
プロデューサーは納得したようだ。
「いえいえ、今後気を付けます」
順のおかげでひやひやものだ…
一区切りつき、休憩に入る。
私は、三井さんに呼ばれ別室に。
「橋爪さん、さっきは危なかったね」
「はい、順には困ったものです」
「俺から強く…」
「私から言います。その方が効果的かと」
三井さんはフゥーと息を吐く。
「橋爪さんにはかなわないな〜」
「えっ?」
「どんどんマネージャーとして成長し、信司だけじゃなく、順や健、司まで気遣って、頭が上がらないよ」
「そんな事ないですよ。みんなが私を支えてくれてるんです」
かぶりを降る。
「そうか、それはよかった」
部屋から出て、スタジオの前で待つ。
…二時間後
スタジオの扉が開く。みんが出てきた。
「この後、仕事ある人!」
「「「「ないで〜す」」」」
「じゃあ帰ろ」
車に乗り込み、マンションへ
「あ〜あ、疲れた」
久しぶりに帰ってきた。
朝までロケがあり、帰る暇がなかった。
今日はゆっくり眠れ…
ピンポン
誰か来た。
「はい」
「円?」
ドアを開けると同時に順が雪崩れ込んできた。
「わっ!」
「円…」
ギューと抱き締められ、倒れる事はなかった。
「あぁ…円、好きだ」
「順、私、言わなくっちゃいけない事があるんだけど」
「何?」
ソファーに座り、正面を見る。
「他のスタッフのいる所で抱きついたり好きだとかいうのはダメ!!」
「やっぱり…」
「そうよ、スキャンダルはないにこしたことないんだから」
「うん、気をつける」
「よし、コーヒー入れるね」
キッチンに立つのも久しぶり。
コーヒーメーカーにスイッチを入れる。
「順、お腹すいてない?」
「すいてる」
「じゃあ、何か作るか…」
「俺がやるよ」
順は冷蔵庫を開け、卵とベーコンを取り出す。
冷凍のごはん、何を作るかピンときた。
「炒飯でしょ?」
「ビンゴ!」
コーヒーを飲みながら待っていると、いい香りがしてきた。
「はい、どうぞ」
「ありがとう」
一口パクリ。
「ん〜おいしい」
「うん、うまい」
夢中で食べた。
「あ〜ぁ、ごちそうさまでした」
「ごちそうさま」
フッと笑みがこぼれる。
信司には悪いけど、こう言うのも悪くない。
「毎日、こう言う日がくればいいのに」
「…そうね」
「本当?」
「うん、悪くないわ」
食器を片付け、部屋着に着替える。
「円…」
「順?」
チュッ
「ん!…フゥ、んっ」
「抱きたい…」
「うん」
ベットに移り抱き合う。
「今度は覚えていてね」