私って悪女…
12月24日
今日はクリスマスイブ、それと…
「司!誕生日おめでと〜」
仕事帰りの車の中で祝った。
「ありがと〜」
「後で私の部屋に来てね!」
「うん!」
あれから仕事以外で信司と話をしていない。
ピンポン
「は〜い」
「円ちゃん、お邪魔します。」
「どうぞ、上がって」
私は用意していたプレゼントを渡す。
「なんだろ」
中には紺色のセーター。
「うわ〜、暖かそう」
「気に入ってもらえた?」
「うん!!」
ピンポン
「誰だろ?」
ガチャ
「…」
そこには信司が立っていた。
「入ってもいい?」
「円ちゃん?」
「司、信司が来て…」
「じゃあ、俺いくわ。ありがと」
「またね」
司が帰り、信司を中に入れる。
「…」
「…」
「コーヒーでも入れようか」
「…」
信司は黙ったまま、一点を見つめる。
「どうぞ」
「ありがとう」
「どうしたの?今日は」
「円に会いたくて…」
信司とは、プライベートでは、避けていた。
「これ…」
四角いケースを出す。
「何これ?」
「司!誕生日おめでと〜」
仕事帰りの車の中で祝った。
「ありがと〜」
「後で私の部屋に来てね!」
「うん!」
あれから仕事以外で信司と話をしていない。
ピンポン
「は〜い」
「円ちゃん、お邪魔します。」
「どうぞ、上がって」
私は用意していたプレゼントを渡す。
「なんだろ」
中には紺色のセーター。
「うわ〜、暖かそう」
「気に入ってもらえた?」
「うん!!」
ピンポン
「誰だろ?」
ガチャ
「…」
そこには信司が立っていた。
「入ってもいい?」
「円ちゃん?」
「司、信司が来て…」
「じゃあ、俺いくわ。ありがと」
「またね」
司が帰り、信司を中に入れる。
「…」
「…」
「コーヒーでも入れようか」
「…」
信司は黙ったまま、一点を見つめる。
「どうぞ」
「ありがとう」
「どうしたの?今日は」
「円に会いたくて…」
信司とは、プライベートでは、避けていた。
「これ…」
四角いケースを出す。
「何これ?」
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