私って悪女…
4月20日
いつも通りマネージャー業をこなしていると…
「橋爪さん、ちょっといいかな?」
「石塚チーフどうしました?」
会議室に連れられ中に入る。
そこには信司のマネージャー三井さんがいた。
「橋爪さん、忙しい所すいません」
「いえ、そんな事は…」
「とにかく座ろう」
石塚チーフが席をすすめる。
「実は三井さんには順のマネージャーをしてもらおうと思って」
「じゃあ私は…」
「信司のマネージャーをお願いしたい」
タケの言う通りになった。
「でも、私マネージャーになって1ヶ月くらいですよ」
「信司の強い要望なんだ。珍しい事だ」
「お願い出来ますか?」
「…わかりました。頑張ります!」
三井さんは安堵したようだ。
おおまかな引き継いをし、信司のいるテレビ局に行く。
ドラマの収録中らしい。
とりあえず、楽屋で待つことにした。
「あ〜ぁ、疲れた」
「お疲れ様」
「円!何でここに?」
「今日から担当マネージャーになりました。よろしくお願いします」
「本当に?嬉しいな、一緒に仕事が出来るんだ!」
作ってきたスポーツドリンクを渡す。
「ん、うまいよ」
「良かった」
本当は順に渡す予定だったんだけどね。
「このあとの仕事は?」
「終わり」
「じゃあデートしよう」
「今日は引っ越しだからダメ」
そうだ、荷物を運ぶ予定。
「じゃあ手伝う」
「いいの?」
「円のためなら」
テレビ局を信司と出て、マンションに向かう。
荷物は段ボールに入っているので車で運ぶだけ。
「これだけ?」
「うん」
段ボール6個。私の車に乗せ信司達のマンションに向かう。
「ここが私の部屋」
「俺の隣だ」
段ボールを運び部屋ごとに仕分けする。
電化製品はそろっていたので、テレビとベットを購入した。
信司が手伝ってくれたので2時間で片付いた。
「ありがと、今コーヒー入れるね」
「あぁ」
コーヒーメーカーの電源を入れる。
ひいた粉を入れスイッチを押す。
いい香りがしてきた。
「はい、どうぞ」
「ありがと、いい香りだ」
私はソファに座りコーヒーを楽しむ。
「あぁ〜やっと終わった」
「お疲れ様」
ピンポン
「誰かしら?」
ガチャ
「順!」
「円、なんで…」
マネージャーの事だろう。
「円、どうした?」
奥から信司の声がする。
「信司がいるのか?」
「うん、担当が信司になったから…」
「入っていい?」
「喧嘩はやめてね」
リビングに戻ると信司がこちらを向く。
「信司、噂に聞いたけどマネージャーを円にしたいって言ったの本当か?」
「言ったよ」
「俺から円を奪って楽しいか?」
「楽しいとかそう言うのとは違う。円を本気で愛してる」
「俺だって!」
「二人ともやめて!人事異動は上から出た話。変わったからって会えないわけじゃないし問題ないでしょ?」
二人の間にたつ。
「そりゃそうだけど…」
「順も落ち着いて、コーヒー入れるわ」
キッチンにいきカップにコーヒーを注ぐ。
「はい、どうぞ」
「…ありがとう」
何でこうなっちゃうんだろう…
「橋爪さん、ちょっといいかな?」
「石塚チーフどうしました?」
会議室に連れられ中に入る。
そこには信司のマネージャー三井さんがいた。
「橋爪さん、忙しい所すいません」
「いえ、そんな事は…」
「とにかく座ろう」
石塚チーフが席をすすめる。
「実は三井さんには順のマネージャーをしてもらおうと思って」
「じゃあ私は…」
「信司のマネージャーをお願いしたい」
タケの言う通りになった。
「でも、私マネージャーになって1ヶ月くらいですよ」
「信司の強い要望なんだ。珍しい事だ」
「お願い出来ますか?」
「…わかりました。頑張ります!」
三井さんは安堵したようだ。
おおまかな引き継いをし、信司のいるテレビ局に行く。
ドラマの収録中らしい。
とりあえず、楽屋で待つことにした。
「あ〜ぁ、疲れた」
「お疲れ様」
「円!何でここに?」
「今日から担当マネージャーになりました。よろしくお願いします」
「本当に?嬉しいな、一緒に仕事が出来るんだ!」
作ってきたスポーツドリンクを渡す。
「ん、うまいよ」
「良かった」
本当は順に渡す予定だったんだけどね。
「このあとの仕事は?」
「終わり」
「じゃあデートしよう」
「今日は引っ越しだからダメ」
そうだ、荷物を運ぶ予定。
「じゃあ手伝う」
「いいの?」
「円のためなら」
テレビ局を信司と出て、マンションに向かう。
荷物は段ボールに入っているので車で運ぶだけ。
「これだけ?」
「うん」
段ボール6個。私の車に乗せ信司達のマンションに向かう。
「ここが私の部屋」
「俺の隣だ」
段ボールを運び部屋ごとに仕分けする。
電化製品はそろっていたので、テレビとベットを購入した。
信司が手伝ってくれたので2時間で片付いた。
「ありがと、今コーヒー入れるね」
「あぁ」
コーヒーメーカーの電源を入れる。
ひいた粉を入れスイッチを押す。
いい香りがしてきた。
「はい、どうぞ」
「ありがと、いい香りだ」
私はソファに座りコーヒーを楽しむ。
「あぁ〜やっと終わった」
「お疲れ様」
ピンポン
「誰かしら?」
ガチャ
「順!」
「円、なんで…」
マネージャーの事だろう。
「円、どうした?」
奥から信司の声がする。
「信司がいるのか?」
「うん、担当が信司になったから…」
「入っていい?」
「喧嘩はやめてね」
リビングに戻ると信司がこちらを向く。
「信司、噂に聞いたけどマネージャーを円にしたいって言ったの本当か?」
「言ったよ」
「俺から円を奪って楽しいか?」
「楽しいとかそう言うのとは違う。円を本気で愛してる」
「俺だって!」
「二人ともやめて!人事異動は上から出た話。変わったからって会えないわけじゃないし問題ないでしょ?」
二人の間にたつ。
「そりゃそうだけど…」
「順も落ち着いて、コーヒー入れるわ」
キッチンにいきカップにコーヒーを注ぐ。
「はい、どうぞ」
「…ありがとう」
何でこうなっちゃうんだろう…