私が好きなのは…
彼からの着信音
メッセージをくれたその人は
縞澤華威(しまざわ かい)という名前だ。

かい君とは毎日メッセージを交わしてる
うちに、とても仲良くなった。

ただ学校で会話はできなかった
それはもちろん私が原因だった

周りから誤解されるのはもちろん
話せなくなるのが怖かった

でもそんなある日の放課後
私が階段を降りていると

階段を降りてくる彼と目が合った

「あっ…えっと…っ」
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