愛されすぎて困ってます!




「今日さー俺矢吹と皐月が一緒に登下校してるの見ちゃったんだけど。」

「家、ご近所なの」

「へー」




何で私が尋問されてる感じになってるの…?
いや、よく分からないけども。

ぬっと葵の顔が近づいてきてその距離はわずか5センチ。




「無防備すぎるんだって、皐月は」

「え?」




そう言った瞬間ぎゅっと抱きしめられた。
予期せぬ展開に私はカチコチに固まってしまった。



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