愛されすぎて困ってます!
ちょ、唾がこっちに飛んだよ。
一応年頃ですよー私!!
椅子から立ち上がり、凛くんに肩をぐらぐらと揺らされる。
ううう気持ち悪くなりそう…。
吐きそうになったら凛くんの顔に向けて吐こう。
イケメンだからって調子に乗らないでいただきたい!!(ひがみ)
「おい、今の話どういうことだ皐月ちゃん」
「おえっ…、どうもこうもリナとは中学からの友達で高校も一緒だよ。
まあ最近学校には来れてないけど、忙しくて」
「ええええマジか。
おいサイン貰って来い」
「別にいいけど…会えればね?」
「よろしく頼んだ」
すごく嬉しそうな凛くん。
これはタイプってよりもリナのファンだな。