愛されすぎて困ってます!



何をやっても様になるんだからうらやましい限りだ。

私がそんなことをしていたら、きっと卯月君あたりに「ブタ」ぐらい言われそう。




「うう…食べ過ぎないようにしなきゃ」

「ん、何か言った?」

「…そういえばリナってさー来週暇?」

「来週のいつ?」

「…」

「…。
…え、なんで黙ってるの!?」

「いや、土日のどっちかだとは思うんだけど…どっちなのか聞いてなかった」




心底呆れたようにリナはため息をついた。

< 144 / 162 >

この作品をシェア

pagetop