愛されすぎて困ってます!




「…いきなりあんなことして悪かったな。」

「え、あ、はい」



葵はぼーっとしていて視点が定まらない。

そこでやっと私は葵の目を見た。
露骨すぎたかも、反省。




「私こそごめん、その、」

「いいって。」

「…うん」




ハハと笑ってベッドの上のクマの人形を触っている。

触ってるのかと思えばすっと立ち上がって私の前まで来た。
で、でかい…!


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