指輪と私の物語1~焔~[完]
季節は変わって、秋の空に変わる頃。
私は、クラブ活動で図書室にいた。
同じ机には、園山君がいる。
周りは知らない生徒が殆どで、心強かった。
活動は、至ってシンプル。
本を読む。
それだけだった。
各自好きな本を読む。
本が好きな私には、あっという間の時間だった。
クラブ活動が終わり。
本を戻すと、そこには彼の姿は無かった。
ランドセルを取りに、ゆっくりと教室に戻る。
階段を登る。
上から、誰か来た?
窓からは、夕日が差し込んで階段を照らしていた。
眩しい。
夕日を背にして現れたのは、彼だった。
「あ!鈴木!」
「園山君!早いね!」
「・・・。」
ヤバイ。目が離せない。
夕日が2人を包み込む。
園山君が、何かを言いかけた。
でも、それは一瞬の事で彼は一言、じゃあまた明日ね!と帰って行った。
何が言いたかったのだろう。
それは、私の忘れられない思い出となった。
私は、クラブ活動で図書室にいた。
同じ机には、園山君がいる。
周りは知らない生徒が殆どで、心強かった。
活動は、至ってシンプル。
本を読む。
それだけだった。
各自好きな本を読む。
本が好きな私には、あっという間の時間だった。
クラブ活動が終わり。
本を戻すと、そこには彼の姿は無かった。
ランドセルを取りに、ゆっくりと教室に戻る。
階段を登る。
上から、誰か来た?
窓からは、夕日が差し込んで階段を照らしていた。
眩しい。
夕日を背にして現れたのは、彼だった。
「あ!鈴木!」
「園山君!早いね!」
「・・・。」
ヤバイ。目が離せない。
夕日が2人を包み込む。
園山君が、何かを言いかけた。
でも、それは一瞬の事で彼は一言、じゃあまた明日ね!と帰って行った。
何が言いたかったのだろう。
それは、私の忘れられない思い出となった。