指輪と私の物語1~焔~[完]

私は、風が収まったことを感じると辺りを見回す。

やはり、人の気配が全くない神社の境内

私はそっと、狛犬から離れる。

何してたんだっけ?


ん~。忘れた。



帰らなきゃ…。

私は、神社の横にある細い道を辿って、いつもの通学路に合流すると、真っ直ぐ家に帰る。

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