指輪と私の物語1~焔~[完]
でも、バーン達はそんな私を気遣っていろいろこの国の事を話してくれた。

「どうして、あたしとこんなに仲良くしてくれるの?」

ふと気付いて、そう聞いてみた。

「だって、お前が言ってる日本って国の話しとか正直信じられないけどさ、でもお前、嘘付いてるように見えないしさ!ね?親父」

「そうだぞ?ユーリが何か悪いことを考えていたとしても、ここには何もない。それよりも、むしろユーリは何処かその日本と言う処で何か事件に巻き込まれて、ここまで連れてこられたのではないか?とも考えられる。」

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