守られお姫様

優「俺は、この学校に来て良かったと思ってる。こうして絵音と会えたしな。」




『優汰君…。そっか。良かったね。ずっと自由になりたいって思ってたんでしょ？それが叶って良かったね！』




優「あぁ。ありがとう。」




『うん。今度優汰君のお兄さんと弟くんに会ってみたいな！』




優「おう、いいけどー。兄は相当な女遊びが激しいやつだからなー。会わせたくないんだよー。弟は何気にムッツリだからなー。」




気づいたらまた優汰君の口調が戻ってる。




もしかしたらこの口調は堅苦しいの嫌だからって気楽な口調にしたとかそういう意味だったりしてね。




駆「へー。優汰にそんな過去があったんだな。」




『駆眞君？！』




声がした方向を向くと窓の外を見ていた駆眞君が身を乗り出して優汰君の話を聞いていたみたい。




同じように爽君も琉星君も亜希君も身を乗り出している。