守られお姫様
『夜じゃないし大丈夫だよ。』




大「いや、ナンパとか、多いよ。」




『大丈夫!自分の身は自分で守れるから。』




大「いや、そこは5人に守ってもらおうよ。」




『まぁ、それもそうだねー。じゃあ、バイバイ。』




大「絶対守ってもらう気ないじゃん。」




大輝君の言葉はあえてスルーする。




教室に戻ると他の生徒はもう帰ってて、5人しか残ってなかった。




みんな帰っちゃったのに残ってくれてて嬉しかった。




『帰ろう!』




亜「うん!」




駆「遅かったな。何してたんだ?」




『へへっ。みんなにはナイショ!後で絶対分かるから!』




駆「秘密にすんなよー!」




駆眞君が頭をグリグリ撫でた。




てか、グリグリって時点で撫でてないよ。




『いや、痛いんですけど!』




駆「教えてくれたらやらねーよ!」




『ひっどー!脅さないでよー!』




亜「絵音!こんなやつほっといていいから早く帰ろう!」




グイグイを手を引っ張ってくるからそれに合わせて歩く。




こんな毎日がいつまでも続いたらいいな。




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