守られお姫様

次の日の放課後




帰ろうと用意をしていた時、翔が私のクラスに来た。




翔「絵音はいるか？」




亜「ねぇ、あの人って生徒会長だよね？絵音に何の用だろう？」




優「しかも、呼び捨てってなんか怪しいなぁー。」




まさかクラスに来るとは思ったなかった私は急いで用意して1人教室を出た。




駆「あ、ちょ、絵音？！」




後ろで駆眞君がびっくりした声を上げてたのも無視して。




『翔、なんで私のクラスに来るの？』




翔「別になんとなく。絵音に会いたかったしね。」




『いつの間にそんな甘甘キャラになったの。ひとまずここじゃあ目立つから理事長室行こう。』




翔「そこまで目立ってないと思うけど？」




『相当目立ってる！理事長の息子で生徒会長なんだから。目立つに決まってるでしょ。』




階段下に差し掛かった時、さっきまで私が腕を引っ張ってたのに翔がグイッと引っ張った。




『痛っ！』




結構強い力で壁に押し付けられて痛い。




目の前には不機嫌な顔の翔。