守られお姫様
特に大きな喧嘩もせず、元々幼なじみだったために気まずくなることもなく、でも、周りの人には黙っていた。
どれだけ一緒に帰ってもどれだけ近づいてもどれだけ手をつないでも幼なじみだからってことで誰からも疑われなかった。
キスをすることもなく、自分でもピュアな付き合いだなーと思った。
それでも、翔と一緒にいれたからそれで良かった。
でもある時、いつも通り二人で帰ろうとすると誰かクラスの女子が
「絵音、あんた幼なじみだからって翔様に近づきすぎ!翔様も、迷惑してるわよ!幼なじみは幼なじみで引っ込んでなさい!」
『え…。』
翔「おい…。」
「うざいのよ。彼女でもないくせに毎日二人で帰って。まるで自分のものみたいに。」
『そんな、自分のものなんて思ってない。』
「ねえ。分かる?ずっと好きだったのに幼なじみという存在が、じゃまで邪魔で一歩も近づけなくて辛くて苦しいこの気持ち。」
「え?なに?まさか付き合ってるとかないわよね?あなたみたいなブサイク女の子幼なじみでなければ相手にされないわよねぇ。」
どれだけ一緒に帰ってもどれだけ近づいてもどれだけ手をつないでも幼なじみだからってことで誰からも疑われなかった。
キスをすることもなく、自分でもピュアな付き合いだなーと思った。
それでも、翔と一緒にいれたからそれで良かった。
でもある時、いつも通り二人で帰ろうとすると誰かクラスの女子が
「絵音、あんた幼なじみだからって翔様に近づきすぎ!翔様も、迷惑してるわよ!幼なじみは幼なじみで引っ込んでなさい!」
『え…。』
翔「おい…。」
「うざいのよ。彼女でもないくせに毎日二人で帰って。まるで自分のものみたいに。」
『そんな、自分のものなんて思ってない。』
「ねえ。分かる?ずっと好きだったのに幼なじみという存在が、じゃまで邪魔で一歩も近づけなくて辛くて苦しいこの気持ち。」
「え?なに?まさか付き合ってるとかないわよね?あなたみたいなブサイク女の子幼なじみでなければ相手にされないわよねぇ。」