守られお姫様
わたしの頭の上に翔は手を乗っけた。




そして、わしゃわしゃと撫でた。




『うわっ!髪の毛ぐしゃぐしゃになるんだけど!』




翔「いや、なんか久しぶりだなって。」




『翔くん…。うん。本当に久しぶりだね。』




翔「また…絵音と再開出来て良かったと思う。」




『私も!色々誤解も解けたし、再開して良かったよ!』




琉「お取り込み中だけど、一応下校時間になったから。」




『嘘っ!私、結構寝てたんだ…。』




亜「よし!じゃあ、帰ろっか!」




『うん。』




立ち上がった私は腕を掴まれた。




『翔?』




翔「俺、まだ本気だから。まだ絵音のこと好きだから。」




『えっ…。』




翔「皆も、俺に絵音を取られたくなかったら騎士役、頑張ってね。全力でアタックしに行くから。」




翔「じゃ。バイバイー。」




言いたいことだけ言って翔は帰っていった。




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