守られお姫様
俺に暴力振るうような母さんだけど長年一緒に住んできた。
だから、暴力振るっても母さんは母さんだった。
だけど今日、母さんじゃないと初めて思った。
よく見ると目がなにも映してない虚ろな目だった。
まさか…。
いや、そんなはずはない。
だけどあんなに色んな男と絡んでるなら…。
ある1つの憶測に辿りついた。
恐る恐る口に出した。
『母さん…。薬、やってる…?』
「ん〜?あ〜。よ〜くわかったねぇ〜。これはいいよぉ〜?すぅ〜っごぉ〜くいい気分にぃ〜なれるんだぁ〜。」
『やめろよ母さん。そんなことしてたら死んでしまう。』
「なぁ〜に言ってんのぉ〜?死ぬわけないじゃ〜ん!キャハハハハハっ!」
以前と違う母さんに俺は戸惑ってしまってその場に固まってしまった。
「あんたもやってみる〜?」
恐怖で声が出ない…!
誰か!
お願いだから誰か助けて!
その時はあまりの恐怖に気を失ってしまった。
微かに聞こえたのは壊れた母さんの甲高い笑い声と父さんと兄の俺の名前を呼ぶ声。
そのまま意識は暗闇の中に消えていった。
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だから、暴力振るっても母さんは母さんだった。
だけど今日、母さんじゃないと初めて思った。
よく見ると目がなにも映してない虚ろな目だった。
まさか…。
いや、そんなはずはない。
だけどあんなに色んな男と絡んでるなら…。
ある1つの憶測に辿りついた。
恐る恐る口に出した。
『母さん…。薬、やってる…?』
「ん〜?あ〜。よ〜くわかったねぇ〜。これはいいよぉ〜?すぅ〜っごぉ〜くいい気分にぃ〜なれるんだぁ〜。」
『やめろよ母さん。そんなことしてたら死んでしまう。』
「なぁ〜に言ってんのぉ〜?死ぬわけないじゃ〜ん!キャハハハハハっ!」
以前と違う母さんに俺は戸惑ってしまってその場に固まってしまった。
「あんたもやってみる〜?」
恐怖で声が出ない…!
誰か!
お願いだから誰か助けて!
その時はあまりの恐怖に気を失ってしまった。
微かに聞こえたのは壊れた母さんの甲高い笑い声と父さんと兄の俺の名前を呼ぶ声。
そのまま意識は暗闇の中に消えていった。
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