守られお姫様
机の上にノートがあった。




あれ?これって…




名前を見てみると




"河口駆眞"




って書いてあった。




『駆眞の?持って帰るの忘れちゃったのかな?』




後で寮で部屋に寄って渡そっかな。




翔「絵音ー。どうしたの?」




『あ、ううん。なんでもないよ!』




別にノートのこと言わなくてもいいよね…?




そのまま私は寮に帰った。




ピンポーン




駆「はい?絵音?」




『あ、あの、ノートが教室にあったから持ってきたんだけど…。』




駆「あーわり。ちょっと待って。すぐに行く。」




それから少ししてガチャって音がして駆眞くんが出てきた。




『はい。どうぞ。これがなかったらテスト勉強も出来ないでしょ?』




駆「別に勉強する気ねーし。でもノート持ってきてくれたのはありがとな。」




< 199 / 234 >

この作品をシェア

pagetop