守られお姫様
『うん。』




駆眞、本当に勉強しないのかな…?




『ねえ、駆眞。本当に勉強が嫌なの?』




駆「ああ。めんどくせーじゃん。」




でも、駆眞の目は少し泳いでいた。




『嘘、だよね?勉強が好きじゃなくてもやる気はあるよね?』




駆「絵音…。」




駆眞は私の腕をグイッと引っ張って自分の部屋の中にいれた。




駆「俺の秘密、聞いてくれるか?絵音なら言える気がすんだよ。」




『うん…。分かった。』




私をソファに座らせると横に座った。




駆「俺さ、実はIQ220なんだよ。」




『え…?』




いま駆眞の口から想像を超えることを言われたような気が…?




駆「いや、だから俺のIQ220なんだよ。」




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