守られお姫様
ああ、もう。




不意打ちでそーゆーこと言うのやめてくれないかなぁ。




すごく恥ずかしい…。




亜「あれ、絵音熱出てる?」




『え…。』




ちょっと待って?!




顔近い!




顔近いんですけど!




コツン




『いた…。』




亜「ん。大丈夫だね。」




『もう亜希!顔近いよ…。』




亜「へへっ。だって俺のこと全然意識してくれないんだもん。」




『あ…。』




亜「そんな顔しない!」



そんな顔ってどんな顔….?




自分の顔をペタペタと触る。




当たり前だけどわからない。




亜「絵音が、笑ってくれると嬉しいよ。絵音の笑顔とかぜーんぶかわいい。」




< 221 / 234 >

この作品をシェア

pagetop