守られお姫様
翔がベットの上にいたから思わずそのまま横に座っちゃったよ。




翔「帰ってきたばっかだった?」




『え?』




翔「着替えてないみたいだから。」




あ、制服のままベットにダイブしてそのまんまだっんだっけ。




まぁ、いっか。




翔「今日倒れたんだって?大丈夫?」




『うん。ただの貧血。なんともないよ。』




翔「そっか。それなら良かった。じゃあさ、なんでそんなに暗いの?」




『っ…?!』




なんでバレて…。




翔「なんでバレてる?っていう顔してる。」




『やっぱり…分かっちゃう?』




翔「うん。亜希も暗かったしさ。絵音はとくにわかるよ。幼なじみだし、いつも見てるから。」




『そっか。』




翔「大体は想像はつくよ。だからさ、絵音はそんなに落ち込むことはないよ。生きてたらこーゆーことなんて何回もあるしね。」




『うん…。そんなに何回もはいらないけどね。』




翔「確かに。」




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