守られお姫様
「いやいやぁ、まさかここに絵音ちゃん居るとはねぇ…。先公との会話で資料室とか言ってたから来てみたら…。まぁ、ラッキーだけど!」




な、何この人。




さっきからケラケラと不気味な笑い方してるし、笑ってる顔が怖い。




「よし、やれ。」




『え…。』




すると他の男子がバッと来て、私を腕を掴んだ。




バサバサと落ちる資料に気付かないくらい怖くて怖くて。




ぶるぶると震えている私を見てニヤニヤと笑う。




「あいつらも馬鹿だよなぁ…。守るならしっかり守れっつーの!」




そして、




「楽しいこと、始めようかぁ?」




そう言って私に手を伸ばした。




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