守られお姫様
いつもの皆からは到底想像できないような冷たい目をしていた。




特に亜希くんはいつもの可愛らしさの欠片もない。




その目は私には 向けられているわけでもないけど少し怖くて背筋が凍った。




最初に口を開いたのは、




優「こんな所でこんな事して許されると思ってるー?」




優汰君だった。




入学式に見たより怖さが増していた。




他の4人は喋ってはいないものの、相変わらず冷たい目をしている。




そんな目に怖気付いたのか少し拘束されていた力が緩んだ。




その隙に逃げようとしたけどハッとなった人にまた掴まれた。




すると




ドゴッ




と言う音が聞こえた。




え…?なんの音?




振り返ると琉星君が1人を殴っていた。



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